この秋はあまりにも雨が続き、たまの晴れ間にもタイミングが合わずに、浴衣をこれまで洗濯できずずっと困っていたのですが、昨日、今日でやっと洗濯し終わりました!
これは中学校の家庭科で、自分で縫った浴衣です。改めてよく見ると、肩当や居敷当てもちゃんと付いていて、なかなかに上等な仕立てではありませんか!(と自画自賛、笑)。他の浴衣がミシン仕立てのちゃちな既製品なので、それと比べると、ということですが、手縫いは縫い目がつったりすることもなくしなやかで、やはりミシン縫いよりもいいものです。スゴイぞ、中学生のわたし。(今では縫い方も完璧に忘れましたが)
浴衣は畳んでネットに入れれば、他のものと一緒に洗濯機で洗えます。洗濯が終わったら、再び洗濯槽に少し水を入れ、洗濯糊を入れて浴衣を浸し、軽く脱水して干します(完璧に脱水するとシワシワになるので、緩めに脱水してすぐ止めるのがポイント)。きちんと畳んで、手でなでなでするだけで、ほとんどの皺は伸びてきれいになります。さらにピンとさせたい場合は、ゴザの上から足で踏み踏み。
たったそれだけで、ピシッとアイロンをかけたよう。実際にアイロンをかけるのと比べればはるかに簡単です。「着物とか浴衣とかって、手入れが面倒そうで…」と敬遠する人がいますが、そんなことありません。
浴衣の下に肌着を着るようにすれば、浴衣を洗うのは夏が終わってからでOK。今まで持っていなかった人も、ぜひ来年こそ、浴衣デビューしてください。