杉並の東高円寺に講演に行った帰り、通り道にあった「蚕糸の森公園」というところに入ってみた。ここが「蚕糸科学技術発祥の地」なんだそうだ。
蚕の一代雑種を作り始めたところらしい。
そういえば、在来種のタネを扱うこだわりのタネ屋さん、野口種苗の野口さんの話では、戦前?は「タネ屋」というと蚕のタネ(卵? 幼虫?)を指すのが一般的だったとのこと。
かつて日本の絹が高品質で世界を席巻した時代があったわけだが、そうした時代の基礎となった重要な研究拠点だったようだ。
今は豊かな緑が茂る憩いの場。中には桑の木があったりするのかも、と思ったがそれはわからなかった。