田んぼカフェで黒焼きカレーとマコモに出会う

先週の14日は、NPO「めだかの学校」を主宰する中村陽子さんのご自宅兼カフェ田んぼカフェで遺伝子組み換えルーレットの上映会があり、解説に行ってきました。

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お昼は中村さんが15時間もかけて作っていらっしゃるという「黒焼きデトックスカレー」。本当に真っ黒でびっくり。竹炭(?麻炭?)やら、梅干しの黒焼きやら、ごぼうやらナッツやら、いろいろなものが入っているらしく、強烈な外観とは裏腹に味はいたってマイルドで体にやさしい味でした。

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窓の外にはミニミニ田んぼがあり、ちゃんと水が循環するビオトープになっていて、めだかも泳いでいるとのこと。杉並区の普通の住宅の庭に田んぼをつくろう、と思う人は滅多にいないと思いますが、まさに「なせばなる」ですね! 感心しました。

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写真手前が普通のお米で、稲刈りは既に終わり、ひこばえが伸びているところ。板をはさんでその向こう側で黒い穂を垂れているのが黒米と緑米。緑米ももみ殻は黒くて、黒米以上に黒いんだそうです。

そして、その向こうにひときわ高く葉を伸ばしているのが、最近話題の「マコモ」。最近は休耕田などで栽培するところが増えていると聞きます。茎の一部がふくらんだ「マコモダケ」として食され、また葉も乾かして炒るとお茶になるとのこと。

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噂にしか聞いたことのなかったマコモダケをこの日頂いて来て、うちに帰って蒸して食べてみました。名前に「ダケ」とつくだけあって、やや竹の子的な味や食感です。淡泊ながらもほんのりとした甘みと旨みがあり、なんだか元気が出てくるような気がするのは、抗酸化力が高いからでしょうか。初めて食べましたが、これはおいしい! 秋の味覚の楽しみがまたひとつ増えました